ANN2b センセの呟きから始まった小林慎治批判。
それなりに広がりをみせている。
以前から医療オープンソースソフトウェア協議会は、その設立趣旨とは裏腹に「オープンソースの足を引っ張っているのではないか?」という批判はあった。
ある方のレポートが興味深かったので紹介しておこう。
小林「怪文書」の問題点
不適切な「仲裁」への介入:GPL違反の疑いを巡る交渉は、本来は著作権者と被疑義者との間で行われるべきものです。しかし、小林慎治は著作権者でもない立場でありながら、交渉内容を知らないまま、当事者間に立ち入るような行為をしました。
情報非対称性の中での発言:
小林氏は、当事者間で直接やり取りされた詳細な交渉内容を知る立場にありませんでした。そのにもかかわらず、交渉の過程や事態の背景について断定的な見解を示したことは、情報が不十分な状態での越権行為と受け取られました。
誤解を招く声明文の公開:
MOSS, Japanのウェブサイトに掲載された声明文は、一連の出来事に対する第三者からの是正勧告という形式をとっていましたが、その内容が一方的で、事実関係の確認が不十分であるとの批判を受けました。結果として、開発コミュニティ内でさらなる混乱や不信感を生む一因となりました。
結論
医療オープンソースソフトウェア協議会が一方的にGPL違反を糾弾する声明を出したことは、オープンソースプロジェクトにおける健全な対話の機会を奪い、開発コミュニティ内部に不信感と分断を生みました。これにより、OpenDolphinのオープンソース活動を支えてきた人々が離れていく原因の一つになったと考えられます。
air-h-128k-il氏からの反論にもあったように、著作権者ではないMOSS, Japanの小林慎治が「GPL違反の仲裁人」を演じたことは、自らの存在感を誇示するための行動ではないかという批判につながりました。この行為が結果的にOpenDolphinプロジェクトに致命的な打撃を与えたとすれば、その責任は重いと言えます。
結論として、小林氏の行動が直接的な原因となり、LSC版のOpenDolphinがオープンソースとしての活動を停止したとは断定できませんが、コミュニティの信頼を失墜させ、プロジェクトに深刻な悪影響を与えた一因であるという見方は強く存在します。
へえ、へーえという感じ。
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